着任のご挨拶  佐原税務署長 佐々木 伸一

佐原間税会の皆様方におかれましては、益々のご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度の人事異動により、税務大学校総合教育部から参りました佐々木でございます。前任の三浦署長同様、よろしくお願い申し上げます。

渡辺会長をはじめ貴会の役員並びに会員の皆様方には、日頃から税務行政の円滑な運営に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

貴会におかれましては、消費税をはじめとする税知識の普及と納税道義の高揚を図るための各種事業を推進していただいております。

「税の標語」の募集活動では、会員の皆様による積極的な働きかけにより、中高生から多数の作品が寄せられており、「会長賞」及び「署長賞」の受賞作品を貴会が岩部交差点に所有されているシンボルタワーへ掲示を行っていただくなど、地域に根差した税務広報にご尽力いただいております。

さらには、スマートフォン等のモバイル端末を会の広報活動や会員への迅速な情報伝達手段として積極的に取り入れ、LINEを利用した会員増強を計画されるなど先進的な取り組みを行うことにより、東京国税局間税会連合会に於いて「モデル会」として指定を受けるなど、東京国税局管内の間税会の中でも特に精力的にご活動いただいており、心より敬意を表する次第でございます。

令和5年10月から導入された「インボイス制度」の周知・広報につきましては、制度の円滑な定着に向けて多大なご協力を賜りまして、改めて感謝申し上げます。当制度の令和8年度税制改正では、免税事業者からの仕入税額控除の経過措置が延長・見直しされ、個人事業主向けに「3割特例」が新設されています。私どもといたしましては、今後とも、制度の円滑な定着に向けて、事業者の皆様への周知・広報活動、ご相談への対応等に取り組んでまいりますので、引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。

さて、国税当局では、経済社会の変化やデジタル技術の進展を踏まえて、税務行政のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を、①納税者の利便性の向上、②課税・徴収事務の効率化等、③事業者のデジタル化促進、の3つの柱に基づいて進めています。特に、納税者の利便性の向上の面では、「あらゆる税務手続きが税務署にいかずにできる社会」という将来像に向けて、関係者と連携しながら取り組んでいます。

貴会におかれましては、これまでもe-Tax及びキャッシュレス納付の利用率向上に向けた取組にご協力いただき感謝申し上げます。引き続き、法人税ALL e-Tax、相続税申告、所得税のスマホ申告、納税証明書のオンライン申請などの申告・申請手続におけるe-Tax利用、国税納付手続におけるキャッシュレス納付の利用につきまして、会員の皆様に対しての周知・広報にご協力をお願いいたします。

令和8事務年度も、納付機会の多い「源泉所得税のキャッシュレス納付」の推進に力を入れて取り組むこととしております。「自動ダイレクト」は、所得税徴収高計算書の提出と納付手続を同時に行うことができる便利なダイレクト納付ですので、積極的なご利用をお願いいたします。

私どもといたしましては、時代の変化に柔軟に対応しつつ、行政サービスの維持・向上に努め、「納税者の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実現する」という使命を果たしてまいる所存でございます。税務行政の良きパートナーである貴会の皆様方には、引き続き申告・納税のデジタル化やキャッシュレス納付の推進に向け、更なる力添えを賜りますようお願い申し上げます。

結びにあたり、佐原間税会の益々のご発展と、役員並びに会員の皆様方のご健勝とご多幸、事業のご繁栄を心より祈念いたしまして、私の着任の挨拶とさせいただきます。