会長あいさつ

佐原間税会は、2002年支部制を廃止、佐原税務署管内を基軸とし、地域を限定せず本会の趣旨に賛同する事業者により組織されている多様な業種の会員層により構成されている間税会です。
コロナ渦で先の見通すことができない時代、当会員の更なる交流を深化させることにより骨太の事業経営がなされることと思います。
人との出会いが楽しくなるそのような間税会の『ハイブリッド化』即ち『対面とデジタル』と両面を併せもつ理想の間税会を目指してまいります。

さて、私たちの暮らしを支える『税』昔は、租庸調(そようちょう)といいました。701年に完成した大宝律令において、租庸調という税金ができました。
租(そ)とは、収穫の約3%を納めるもの、庸(よう)とは、年間10日間の都での労働など、調(ちょう)とは、絹などの特産物を納めるものです。
租という字は禾(のぎへん)で穀物をあらわしています。

つまり、「穀物を無事収穫できたことに対して、そのよろこびを皆で分かち合う」それがつまり「税」なのです。
「支え合う」というような意味も含まれているように思います。

このように国を守り時代に即応し形を替えて『税』が引き継がれております。
民間税務団体としての税務制度への助言、啓発、並びに税務当局との連携により新たな税務情報をホームページにより広く告知して参りますので宜しくお願い致します。

佐原間税会 会長 石橋一男