着任のご挨拶 佐原税務署長 飯野 佳代子

佐原間税会の皆様方におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度の人事異動により、東京国税局調査第二部から参りました飯野でございます。先日3年振りに開催された「佐原の大祭」の夏祭りを拝見し、約300年の伝統に触れることができ、これからの佐原での勤務を楽しみにしております。前任の平川署長同様、よろしくお願い申し上げます。

石橋会長をはじめ佐原間税会の役員並びに会員の皆様方には、日頃から税務行政の円滑な運営に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

佐原間税会におかれましては、昨年も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、夏・秋の佐原の大祭を始め、産業まつり等の各種行事が中止となる中、中高校生に対する「税の標語」コンクールを実施されるなど、次代を担う子供たちに正しい税知識を普及させるための活動にご尽力いただいております。

また、昨年末には、「栗源ライオンズクラブ」が所有していた岩部交差点の看板について、佐原間税会所有の「税の標語シンボルタワー」として新しくしていただいくなど、納税意識の高揚のための効果的な広報活動にご尽力いただいておりますことに重ねて感謝申し上げます。

さらには、スマートフォン等のモバイル端末を会の広報活動や会員への迅速な情報伝達手段として積極的に取り入れ、LINEを利用した会員増強を計画されるなど、先進的な取り組みを行うことにより、東京国税局間税会連合会に於いて「モデル会」として指定を受けるなど、東京国税局管内の間税会の中でも特に精力的にご活動いただいており、敬服の念に堪えません。

さて、皆様もご存じのとおり、令和5年10月1日から適格請求書等保存方式、いわゆるインボイス制度の開始に向けて登録申請の受付を開始しています。インボイス制度については、事業者の方が制度の理解を深めた上で、それぞれの事業実態に応じた準備を進めていただく必要があります。

これからインボイス制度について検討を始める方は、まず、各種説明会、国税庁HP等により、制度の理解を深めていただき、既にインボイス制度についての検討を終え、登録を予定されている事業者の方については、準備の第一歩として、是非、早期の登録申請をご検討いただきたいと考えております。

佐原税務署と致しましては、佐原間税会の皆様のご協力をいただきながら、これまで以上に制度の周知・広報に取り組んでまいりたいと考えております。

そのような状況の中、岩部交差点に大変素晴らしい「インボイス横断幕」を作成・掲示いただき、大変感謝しております。

インボイス説明会に参加者してくださった方の中には、同横断幕のQRコードから税務署主催の説明会を知って、参加申し込みをしてくださった方が何人もいらっしゃるなど、早々に高い効果を発揮していただいており、重ねて感謝申し上げます。

また、デジタルの活用によりサービスや仕事の在り方を変革する、デジタル・トランスフォーメーションを推進する動きが社会全体で広がっています。これまでと同様にe-Taxの推進とキャッシュレス納付等の活用による「納税者の利便性向上」だけではなく、「課税・徴収の効率化・高度化」を図っていきつつ、「あらゆる税務手続が税務署に行かずにできる社会」に向け、税務行政のデジタル・トランスフォーメーションを更に進めていくこととしています。

このような変化に柔軟に対応し、「納税者の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実現する」という国税庁の使命を的確に果たしていくために、佐原税務署といたしましても、制度の周知・広報等に取り組んでまいりますので、税務行政の良き理解者である佐原間税会の皆様方のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

結びにあたり、佐原間税会の益々のご発展と、役員並びに会員の皆様方のご健勝、事業のご繁栄を祈念いたしまして、私の着任の挨拶とさせていただきます。